ジェムストーン賞の傾向とデータ|1番人気はまだ勝てず、勝ち馬はすべて前めで運ぶ大井1200mの2歳戦

ジェムストーン賞は、大井競馬場のダート1200mで行われるSIIIの2歳重賞です。2020年に準重賞として生まれ、2024年に重賞へ格上げされました。2着以上の馬には翌年1月のニューイヤーカップ(浦和)への優先出走権が与えられます。このページでは、歴代勝ち馬と、勝ち馬の顔ぶれから集計した2020〜2025年の傾向をまとめておきます。2026年大会は12月3日(木)の開催予定で、まだ勝ち馬は決まっていません。開催が近づくたびに更新していく常設ページです。

レース概要

項目 内容
正式名称 ジェムストーン賞
格付け SIII(2024年から。2020〜2023年は準重賞)
競馬場・距離 大井競馬場・ダート1200m(右・外回り)
出走条件 サラブレッド系2歳オープン・南関東所属
負担重量 別定(55kg、牝馬54kgを基本に、番組ポイントに応じて加増)
1着賞金 1,300万円
開催時期 12月上旬・ナイター(準重賞時代の2020〜2022年は12月下旬)
創設 2020年(準重賞として。2024年に重賞へ格上げ)

歴代勝ち馬(2020〜2025年)

年 勝ち馬 所属 人気 騎手
2020 ギシギシ 大井 4 桑村真明
2021 フォラステロ 小林 3 笹川翼
2022 ハーンドルフ 大井 2 本田正重
2023 フクノフードゥル 小林 3 笹川翼
2024 プリムスパールス 船橋 5 澤田龍哉
2025 ベイビークエスト 大井 8 御神本訓史

勝ち馬6頭はすべて南関東所属で、大井が3頭、小林が2頭、船橋が1頭です。小林は大井競馬場の分場にあたる所属になります。2020〜2023年は準重賞としての施行で、頭数は7〜10頭どまりでした。重賞になった2024年は14頭、2025年は16頭と、顔ぶれの厚みが増しています。

勝ち馬6頭の集計(2020〜2025年)

ここからは、上の歴代勝ち馬リストを集計した数字です。対象は準重賞時代を含む2020〜2025年の勝ち馬6頭に限ります。歴史の浅いレースなので、数字は顔ぶれの確認として読んでください。

人気別:1番人気はまだ勝てず、勝ち馬は2〜8番人気

人気 勝ち馬数
1番人気 0
2番人気 1
3番人気 2
4番人気 1
5番人気 1
8番人気 1

勝ち馬が出たのは2番人気から8番人気の間で、1番人気は6年続けて勝ち星がありません。2020〜2024年の5回では、1番人気が2着に4回も入りました。それでも勝ち切れない。2024年までは5番人気以内で収まっていた勝ち馬も、2025年に8番人気のベイビークエストが勝って、人気の幅が広がっています。

所属別:大井3勝・小林2勝・船橋1勝、川崎と浦和はまだ

所属 勝ち馬数
大井 3
小林 2
船橋 1

勝ち馬は大井とその分場の小林で5頭を占めます。残る1頭は2024年のプリムスパールスで、船橋からの参戦でした。川崎・浦和所属の勝ち馬はまだ出ていません。

騎手と脚質:笹川翼が2勝、勝ち馬は6頭とも前めで運んだ

複数回勝った騎手は笹川翼(2021・2023年)の2勝だけです。調教師は6年とも全員が違いました。走り方では、勝ち馬6頭すべてが道中3番手以内につけています。逃げ切りが3頭、先行して抜け出したのが3頭。大井1200mの2歳戦らしく、スタートから位置を取れた馬がそのまま押し切る形です。勝ち馬の性別は牡馬4頭・牝馬2頭でした。

近年の流れ

2020〜2023年:準重賞の4年、舞台は年末の大井だった

創設当初の4年は準重賞で、2020〜2022年は12月27・28日の年末開催、2023年は12月6日へ移りました。勝ち馬はギシギシ、フォラステロ、ハーンドルフ、フクノフードゥルと毎年入れ替わり、笹川翼が2021・2023年と2勝を挙げています。頭数は7〜10頭と、小ぶりな顔ぶれの4年でした。

2024年:重賞に格上げされ、プリムスパールスが逃げ切った

2024年にSIIIの重賞へ格上げされ、2着以上の馬にニューイヤーカップの優先出走権が付くようになりました。初代の重賞勝ち馬は5番人気のプリムスパールスで、ハナを切って4馬身差の逃げ切り勝ち。頭数も14頭に増え、2歳スプリントの登竜門らしい一戦になりました。

2025年:8番人気のベイビークエストが、重賞初挑戦で勝った

2025年は16頭立て。8番人気のベイビークエストが2番手から抜け出し、重賞初挑戦で初制覇を飾りました。鞍上は御神本訓史で、管理する田中正人はこの勝利が南関東重賞の初優勝です。1番人気はこの年も勝てず、デビューから日の浅い馬同士の力比べらしい決着になりました。

まとめると、ジェムストーン賞は前めで運べる馬を軸に考えるレースです。1番人気の勝ち馬はまだ出ておらず、人気の序列よりスタート直後の位置取りが着順を決めてきました。歴史は6年と浅く、顔ぶれが固まるのはこれからです。

大井1200mという舞台

大井は南関で唯一の右回りで、1200mは外回りコースを使います。ゴールまでの直線は386mと南関最長ですが、短距離では差しがなかなか届きません。当ブログの集計では、大井1200mの逃げ馬の勝率は28.0%で差し馬の約8倍あります。コース自体は1番人気の勝率も43.0%と高いのに、このレースでは1番人気が勝てていません。2歳馬の成長途上らしい顔ぶれです。コース全体の特徴は大井競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。

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最新のジェムストーン賞の予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。

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