京成盃グランドマイラーズの傾向とデータ|地元・船橋が8勝、1番人気6勝の春のマイル戦

京成盃グランドマイラーズは、船橋競馬場のダート1600mで行われるSIの南関東重賞です。2着以上の馬にかしわ記念への優先出走権が懸かり、春の船橋マイル王を決める一戦になっています。このページでは、歴代勝ち馬と、勝ち馬の顔ぶれから集計した2013〜2026年の傾向をまとめておきます。開催が近づくたびに更新していく常設ページです。

レース概要

項目 内容
正式名称 京成盃グランドマイラーズ(京成電鉄が優勝杯を提供)
格付け SI(2025年から。2007年からSIII、2021年からSII)
競馬場・距離 船橋競馬場・ダート1600m(左回り)
出走条件 サラブレッド系4歳以上・南関東所属(2020年までは3歳以上)
負担重量 定量(2025年から。57kg、牝馬2kg減)
1着賞金 3,100万円(2025年から。2021〜2024年は2,100万円)
開催時期 3月(2022年から。2021年は4月、2013〜2020年は6月)
創設 1997年(前身は1989年に創設された準重賞グランドマイラーズ)

歴代勝ち馬(2013〜2026年)

年 勝ち馬 所属 人気 騎手
2013 セイントメモリー 大井 8 本橋孝太
2014 トーセンアドミラル 船橋 1 川島正太郎
2015 ソルテ 大井 1 吉原寛人
2016 レガルスイ 船橋 3 石崎駿
2017 リアライズリンクス 浦和 3 的場文男
2018 キングガンズラング 船橋 2 石崎駿
2019 ベンテンコゾウ 船橋 1 御神本訓史
2020 カジノフォンテン 船橋 1 張田昂
2021 カジノフォンテン 船橋 1 張田昂
2022 スマイルウィ 船橋 4 矢野貴之
2023 ゴールドホイヤー 川崎 3 山崎誠士
2024 ギガキング 船橋 1 和田譲治
2025 フォーヴィスム 川崎 2 吉原寛人
2026 ジョージテソーロ 浦和 6 落合玄太

14年の勝ち馬はすべて南関東所属で、地元の船橋が8勝と中心です。同じ馬の複数勝利はカジノフォンテンの連覇(2020・2021年)だけ。勝ち馬は全頭が牡馬で、牝馬の優勝はこの期間に出ていません。

勝ち馬14頭の集計(2013〜2026年)

ここからは、上の歴代勝ち馬リストを集計した数字です。対象は2013〜2026年の勝ち馬14頭に限ります。

人気別:1番人気が6勝、伏兵の勝ちは単発

人気 勝ち馬数
1番人気 6
2番人気 2
3番人気 3
4番人気 1
5番人気 0
6番人気 1
7番人気 0
8番人気 1

勝ち馬はすべて8番人気以内で、1・2番人気が14年で8勝を占めます。人気薄で勝ったのは2013年のセイントメモリー(8番人気)と2026年のジョージテソーロ(6番人気)だけ。5番人気と7番人気からは、この期間に勝ち馬が出ていません。

所属別:船橋が8勝、残りを3場で分け合う

所属 勝ち馬数
船橋 8
大井 2
川崎 2
浦和 2

地元・船橋の8勝が軸です。ただし流れは変わってきました。2023年以降の4年で船橋の勝ちは2024年の1回だけで、川崎が2勝、浦和が1勝と、他場の所属馬に勝ち星が流れる年が続いています。

騎手と年齢:2勝騎手が3人、勝ち馬の中心は5歳

複数回勝った騎手は石崎駿(2016・2018年)、張田昂(2020・2021年)、吉原寛人(2015・2025年)の3人で、いずれも2勝です。調教師では矢野義幸(2016・2018年)、山下貴之(2020・2021年)、小久保智(2017・2026年)が2勝ずつ。勝ち馬の年齢は5歳が6勝、6歳と7歳が3勝ずつ、4歳が2勝で、4歳馬の勝利は2020年のカジノフォンテンを最後に出ていません。

近年の流れ

2020〜2021年:カジノフォンテンが連覇し、レースも生まれ変わった

カジノフォンテンは2020年に4歳で初制覇し、2021年は川崎記念を勝った直後の参戦で連覇を決めました。鞍上は2年とも張田昂。その2021年にはこのあと、船橋のかしわ記念も勝っています。レース自体も2021年から格付けがSIIに上がり、出走条件は4歳以上に変更。施行時期は6月から4月へ動き、かしわ記念のトライアルになりました。

2022〜2024年:3月施行が定着し、ギガキングが人気に応えた

2022年から施行は3月に移り、不良馬場のスマイルウィが勝ちました。2023年は川崎のゴールドホイヤーが3番人気で勝ち、2017年以来となる船橋以外の所属馬の優勝に。2024年はギガキングが1番人気に応え、地元の生え抜きが春のマイル王に戻りました。

2025〜2026年:SIへ格上げ、定量戦になって勝ち星は他場へ

2025年から格付けはSIに上がり、負担重量も別定から定量に変わりました。その初年度は川崎のフォーヴィスムが7歳で制覇。2026年は浦和のジョージテソーロが6番人気で差し切り、重賞初制覇を飾りました。賞金も3,100万円まで増え、レースの格が上がる一方で、地元・船橋の勝ち星は2024年を最後に止まっています。

まとめると、京成盃グランドマイラーズは地元・船橋と上位人気を軸に組み立てるレースです。勝ち馬の所属が4場に散らばり始めた今、所属の看板よりも、春の仕上がりと船橋1600mへの適性を見る舞台だと考えています。

船橋1600mという舞台

船橋1600mは左回りで、ゴールまでの直線は308m。コーナーの内外に高低差がついたスパイラルカーブが、このコースの名物です。当ブログの集計では、船橋1600mは馬連の中央値が1,380円、3連単の万馬券率が61.3%と南関でも波乱の多いコースで、1番人気の勝率も40.2%と低めに出ています。馬番13番より外は勝率5.1%と苦戦気味。コース全体の特徴は船橋競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。

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最新の京成盃グランドマイラーズの予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。

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