黒潮マイルチャンピオンシップ2026 出走馬・過去データ|11/8高知ダート1600m 波乱の秋マイル王決定戦をたんぷく88が解説
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2026年11月8日(日)高知7R・第22回黒潮マイルチャンピオンシップ(ダート1600m)の出走馬11頭を、近走内容と持ち時計から1頭ずつ紹介。過去5年の勝ち馬データ(人気・4角位置)と高知1600mのコース傾向も解説します。
黒潮マイルチャンピオンシップは高知の秋マイル王決定戦
11月8日(日)の高知競馬メインレースは、第22回日刊スポーツ杯黒潮マイルチャンピオンシップ。1997年に創設され、2009年に定量の重賞として復活した、高知の秋マイル王決定戦です。2013年以降は高知所属馬限定の競走として行われています。1着賞金は1000万円です。
顔ぶれは11頭立てで、今年は5歳以上の古馬だけの顔合わせとなりました。中心は、春の福永洋一記念を勝ち、高知転入後に建依別賞も制したライラボンドです。そこに、珊瑚冠賞を逃げ切ったサノノエスポ、高知転入後8連勝のダオラダオラ、昨年の覇者グッドヒューマーと2着エクセレントタイム、2024年の覇者グラティアスグーがそろいました。
この記事で分かることは、大きく3つです。
- 黒潮マイルチャンピオンシップの過去5年データ(勝ち馬の人気・4角位置・配当)
- 高知ダート1600mというコースで求められる適性
- 出走馬11頭それぞれの近走内容・見どころ・持ち時計
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年11月8日(日) |
| レース | 高知7R・18:15発走 |
| 格付け | 重賞(日刊スポーツ杯) |
| 距離 | ダート1600m(右回り) |
| 条件 | サラ系3歳以上・高知所属(所属後1走以上)・定量(3歳56kg・4歳以上57kg・牝馬2kg減) |
| 1着賞金 | 1000万円 |
| 出走頭数 | 11頭 |
重賞勝ち馬が5頭もそろう、層の厚いメンバー構成です。過去5年の勝ち馬は1番人気から7番人気までばらけており、人気だけでは決まらないレースでもあります。
過去5年の黒潮マイルチャンピオンシップ、1番人気は直近3年勝てていない
過去5回の黒潮マイルチャンピオンシップを集計すると、このレースの性格はかなりはっきりしています。データを表にまとめました。
勝ち馬一覧|5頭の人気は1・1・4・6・7番人気
| 年 | 勝ち馬 | 性齢 | 人気 | 4角位置 | タイム | 騎手 | 調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | スペルマロン | セン7 | 1番人気 | 1番手 | 1:45.2 | 倉兼育康 | 別府真司 |
| 2022 | ララメダイユドール | 牡8 | 1番人気 | 1番手 | 1:42.7 | 宮川実 | 打越勇児 |
| 2023 | ガルボマンボ | 牡4 | 4番人気 | 2番手 | 1:45.8 | 林謙佑 | 細川忠義 |
| 2024 | グラティアスグー | 牡4 | 6番人気 | 4番手 | 1:44.2 | 林謙佑 | 川野勇馬 |
| 2025 | グッドヒューマー | セン11 | 7番人気 | 1番手 | 1:42.2 | 妹尾浩一朗 | 打越勇児 |
勝ち馬5頭の4角位置は1・1・2・4・1番手。すべて4コーナーを4番手以内で回っていました。後方から差し切った勝ち馬はおらず、前めで運んだ馬が勝つレースです。勝ち時計は1分42秒台から1分45秒台に収まっています。
人気別|1番人気は2勝、でも直近3年は人気薄が勝っている
1番人気は2021年と2022年に勝ちましたが、2023年は4番人気、2024年は6番人気、2025年は7番人気が勝って3連敗中です。2024年のグラティアスグーは単勝41.3倍、2025年のグッドヒューマーは単勝10.8倍での勝利でした。
配当|3連単は4年連続で万馬券
| 年 | 単勝 | 馬連 | 三連単 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 110円 | 570円 | 1,270円 |
| 2022 | 120円 | 1,000円 | 19,220円 |
| 2023 | 910円 | 1,530円 | 14,290円 |
| 2024 | 4,130円 | 4,310円 | 44,430円 |
| 2025 | 1,080円 | 3,480円 | 27,110円 |
3連単は2022年から4年連続で万馬券になっています。2021年は1,270円の堅い決着でしたが、近4年は波乱が続いています。人気馬を軸にしつつ、人気薄の台頭にも目を配りたいレースです。
リピーターが多いレース
このレースは、同じ馬が何度も好走する傾向があります。スペルマロンは2020年と2021年に連覇しました。グッドヒューマーは2023年に2着に入り、2025年に11歳で戴冠しています。今年は2024年の覇者グラティアスグー、2025年の覇者グッドヒューマーと2着エクセレントタイムがそろって出走します。コースとレースへの適性がものを言う一戦です。
高知ダート1600m、3コーナー奥のポケットから始まる
黒潮マイルチャンピオンシップの舞台、高知ダート1600mは、3コーナー奥のポケットからスタートする特殊なコースです。高知競馬場は1周1100mの右回りダートで、直線は200mと短くなっています。スタート直後にコーナーを迎えるため、序盤の位置取りがそのままレースの流れを決めます。
フルゲートは11頭で、今年も11頭立てです。砂が重くパワーが求められ、内の砂が深いのが高知の特徴です。1600mはスタート直後にコーナーがある割に枠の有利不利は小さいとされ、逃げ・先行が基本の場です。ただ、1600mでは逃げ粘りが少し減る印象もあり、好位から運べる馬にもチャンスがあります。
過去5年の勝ち時計は1:42.2から1:45.8。コースレコードは1:40.9(デュークウェイン、2000年)です。道中で脚をため、3コーナーから4コーナーにかけて前との差を詰められるかが分かれ目になります。
出走馬11頭の紹介|近走内容と持ち時計
ここからは、出走馬11頭を馬番順に1頭ずつ紹介します。各馬の近走内容と見どころに、持ち時計とコース実績を添えています。
1番 エクセレントタイム(セン8・郷間勇太・川野勇馬)
昨年このレースの2着馬です。勝ち馬グッドヒューマーにアタマ差まで迫りました。近走は10月25日のA-2で2着、9月の珊瑚冠賞7着、建依別賞5着と勝ち切れていません。ただ、高知1600mは2勝・2着4回と相性がよく、持ち時計1:42.2は昨年の勝ち時計と同じタイムです。1枠からロスなく運べれば、昨年の再現も見えてきます。
2番 ライラボンド(牡7・宮川実・打越勇児)
春の福永洋一記念を制し、高知転入後に建依別賞も勝った重賞2勝馬です。前走の珊瑚冠賞は4着に終わりましたが、1900mは少し長かった印象です。これまで馬券に絡んだ実績は1700mまでで、1600mへの距離短縮は歓迎できます。高知1600mの持ち時計1:41.3はメンバー最速です。宮川実騎手は2022年にララメダイユドールでこのレースを制しており、打越厩舎も2022年と2025年にこのレースを勝っています。
3番 ダオラダオラ(セン6・渡邊竜也・宮川浩一)
高知転入後に8連勝を重ねた勢いのある1頭です。前走は名古屋の日刊スポーツ杯ゴールド争覇で3着に敗れましたが、交流重賞での3着は力の証明でもあります。高知1600mは3戦3勝で、6月の菖蒲洞特別では1:43.4で快勝しました。笠松の渡邊竜也騎手を迎え、連勝街道への回帰を狙います。
4番 サノノエスポ(牝6・塚本征吾・目迫大輔)
紅一点の牝馬です。前走の珊瑚冠賞では牡馬相手に逃げ切り勝ちを収め、1900mを2:03.7で押し切りました。秋桜賞4着、兵庫サマークイーン賞2着と遠征でも崩れていません。課題は高知1600mの実績がないことです。ただ、前走の逃げ切りが示す通り先行力はメンバーでも上位で、自分のペースに持ち込めればしぶとい走りが期待できます。
5番 サンダーゼウス(牡7・近藤翔月・田中守)
前走の横浜特別を逃げ切り勝ち。1400mを1:30.8、上り39.4で押し切りました。7月のアカウミガメ特別も逃げ切りで、近走は先行して粘る形が板についてきました。1600mは5月のショウガ特別で6着と実績はひと息ですが、近走の勢いと先行力が武器です。ハナを奪えれば粘り込みも見えてきます。
6番 ニクソンテソーロ(牡6・加藤翔馬・田中守)
7月のトレノ賞を制した重賞勝ち馬です。その後の建依別賞3着、横浜特別3着、前走の兵庫ゴールドカップ5着と勝ち切れていませんが、いずれも前残りの展開に泣いたものです。前が速くなれば浮上する差し脚があります。高知1600mは3勝を挙げ、持ち時計1:42.4もメンバー上位です。展開待ちの一頭ですが、ハマれば怖い存在です。
7番 グッドヒューマー(セン12・多田羅誠也・打越勇児)
昨年の覇者です。7番人気で逃げ切り、1:42.2の好時計で戴冠しました。12歳セン馬ながら、6月の瀬戸特別を1:42.0で逃げ切り、前走のA-2でも2着と衰えは見せません。高知1600mは6勝・2着2回と得意中の得意で、2023年は2着に入っています。昨年と同じ逃げに持ち込めれば、連覇も現実味を帯びてきます。
8番 グラティアスグー(牡6・畑中信司・川野勇馬)
2024年の覇者です。6番人気で差し切り、1:44.2で勝ちました。近走は横浜特別8着、建依別賞4着、トレノ賞5着と勝ち切れていませんが、6月の瀬戸特別では3着に入り、高知1600mは3勝・2着1回・3着3回と相性は悪くありません。持ち時計1:42.0も上位です。前走に続いて畑中信司騎手が手綱を取り、返り咲きを狙います。
9番 エスケンドリーム(牡5・松木大地・雑賀正光)
前走の珊瑚冠賞で3着に入りました。勝ち馬サノノエスポと0.3秒差まで迫っています。8月の一本釣り特別では2着、5月のA-2では1:42.2で勝ち、高知1600mは1勝・2着2回と実績があります。兵庫の松木大地騎手を迎え、重賞のタイトルを狙います。近走の安定感が武器になる一頭です。
10番 アムレートゥム(牡5・上田将司・宮川真)
前走のオパール特別で3着に入り、10月11日のA-4では11番人気で勝ち切りました。9月のA-3(1600m)では5着と、1600mではひと息の成績が続いています。ただ、近2走は1400mで3着・1着と勢いがあり、流れひとつで浮上する余地はあります。人気薄なら押さえておきたい一頭です。
11番 プレイサーゴールド(牡6・永森大智・打越勇児)
前走の横浜特別で2着に入りました。勝ち馬サンダーゼウスと0.0秒差の接戦でした。8月のペリドット特別では1600mを1:47.0で逃げ切り、7月のA-3も快勝と近走は充実しています。高知では3勝・2着1回と崩れていません。永森大智騎手とのコンビで、重賞のタイトルを狙います。
ハナ争いが鍵を握る、逃げ・先行勢が並んだ
ハナを主張できそうな馬が並びました。サノノエスポは前走の珊瑚冠賞を逃げ切り、サンダーゼウスも前走の横浜特別を逃げ切りました。昨年逃げ切ったグッドヒューマー、ペリドット特別を逃げ切ったプレイサーゴールドも前に行けます。ダオラダオラにも先行力があります。
その後ろにライラボンドとニクソンテソーロが好位から中団を形成し、エクセレントタイムとグラティアスグーが差しに回る形が想定されます。
シナリオは2つです。先行馬が競り合ってペースが上がれば、差しに回るニクソンテソーロとグラティアスグーに展開が向きます。逆に、誰かが単騎逃げに持ち込めば、その馬の粘り込みが現実味を帯びます。過去5年の勝ち馬はすべて4コーナーを1番手から4番手で回っており、後方一気の勝ち馬は出ていません。当日のハナ争いの行方に注目です。
まとめ|黒潮マイルチャンピオンシップ2026の見どころ
- 過去5年は1番人気が2勝も、直近3年は4・6・7番人気が勝ち、3連単は4年連続で万馬券。人気薄の台頭に目を配りたいレース
- 勝ち馬はすべて4角1〜4番手の前め。逃げ・先行勢のハナ争いがレースを決める
- 見どころは、春秋マイル制覇を狙うライラボンド、珊瑚冠賞を制したサノノエスポ、昨年の1・2着馬と2024年覇者の再戦
重賞勝ち馬5頭がそろう好メンバーで、過去の傾向通りなら人気薄の激走も十分にあり得ます。各馬の近走内容と持ち時計も参考に、発走前にもう一度チェックしてみてください。
18:15の発走をお楽しみに。
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