東京シンデレラマイルの傾向とデータ|1番人気6勝、連覇馬が2組続いた大井の牝馬マイル

東京シンデレラマイルは、大井競馬場のダート1600mで行われるSIIIの牝馬限定重賞です。東京大賞典の翌日に組まれる年末の大井3連戦の中日で、南関東の牝馬マイル王を決める一戦になっています。2026年は12月30日(水)に第20回を開催予定です。このページでは、歴代勝ち馬と、勝ち馬の顔ぶれから集計した2013〜2025年の傾向をまとめておきます。開催が近づくたびに更新していく常設ページです。

レース概要

項目 内容
正式名称 東京シンデレラマイル(レース名は一般公募で決定)
格付け SIII(南関東グレード)
競馬場・距離 大井競馬場・ダート1600m(右・内回り)
出走条件 サラブレッド系3歳以上牝馬・南関東所属
負担重量 別定(級格別が基本。重賞勝ち馬は加増あり)
1着賞金 1,500万円(2024年から。2011〜2023年は1,300万円)
開催時期 12月30日(創設以来この日で固定)
創設 2007年(大井の年末開催を彩る牝馬重賞として)

歴代勝ち馬(2013〜2025年)

年 勝ち馬 所属 人気 騎手
2013 ビタースウィート 大井 4 佐藤博紀
2014 ノットオーソリティ 船橋 2 御神本訓史
2015 ブルーチッパー 大井 2 森泰斗
2016 トーセンセラヴィ 浦和 1 森泰斗
2017 ニシノラピート 大井 11 的場文男
2018 ラーゴブルー 川崎 1 御神本訓史
2019 ローレライ 大井 5 本田正重
2020 ダノンレジーナ 浦和 1 本橋孝太
2021 ダノンレジーナ 浦和 2 本橋孝太
2022 スピーディキック 浦和 1 御神本訓史
2023 スピーディキック 浦和 1 御神本訓史
2024 フェブランシェ 大井 1 吉原寛人
2025 ホーリーグレイル 川崎 4 矢野貴之

13年の勝ち馬は大井と浦和が5勝ずつ、川崎が2勝、船橋が1勝です。同じ馬の複数勝利はダノンレジーナ(2020・2021年)とスピーディキック(2022・2023年)の連覇が2組。4年続けて、勝ち馬はこの2頭だけでした。

勝ち馬13頭の集計(2013〜2025年)

ここからは、上の歴代勝ち馬リストを集計した数字です。対象は2013〜2025年の勝ち馬13頭に限ります。

人気別:1番人気が6勝、2桁人気の勝ち馬は1頭だけ

人気 勝ち馬数
1番人気 6
2番人気 3
3番人気 0
4番人気 2
5番人気 1
11番人気 1

1・2番人気の合計は9勝で、3番人気からは勝ち馬が出ていません。一番の波乱は2017年のニシノラピート(11番人気)。2桁人気の勝ち馬は、この13年でこの1頭だけです。

所属別:大井と浦和が5勝ずつ、浦和は2つの厩舎で積み上げた

所属 勝ち馬数
大井 5
浦和 5
川崎 2
船橋 1

地元・大井と浦和が5勝ずつで並びます。浦和の5勝は、小久保智厩舎の3勝(2016・2020・2021年)と藤原智行厩舎の連覇(2022・2023年)で積み上がりました。船橋の勝ちは2014年のノットオーソリティだけです。

騎手と年齢:御神本訓史が4勝、勝ち馬の中心は4・5歳

複数回勝った騎手は御神本訓史(2014・2018・2022・2023年)の4勝が最多で、森泰斗と本橋孝太が2勝ずつです。調教師では小久保智が3勝、藤原智行と内田勝義が2勝ずつ。勝ち馬の年齢は4歳と5歳が4勝ずつ、3歳が3勝、6歳が2勝で、3歳馬の勝利は2014年のノットオーソリティ、2022年のスピーディキック、2025年のホーリーグレイルでした。

近年の流れ

2020〜2023年:ダノンレジーナとスピーディキック、浦和の2頭が連覇を分け合った

2020・2021年はダノンレジーナが本橋孝太とのコンビで連覇し、2022・2023年はスピーディキックが御神本訓史とのコンビで連覇しました。4年続けて浦和所属馬が勝ち、勝ち馬は2頭だけという珍しい期間です。2頭とも連覇の翌年にこのレースを引退レースに選び、ダノンレジーナは2022年に9着、スピーディキックは2024年に3着で現役を終えました。

2023年:トライアルの行き先がクイーン賞に変わった

2022年まで、このレースはTCK女王盃とエンプレス杯のトライアルでした。牝馬ダートグレードの体系整備で両レースの施行時期が動いたため、2023年からは2着以上の馬に翌年のクイーン賞への優先出走権が与えられる形に変わっています。

2024〜2025年:賞金が1,500万円に戻り、世代交代が進んだ

2024年は1着賞金が1,300万円から1,500万円に戻り、中央から転入初戦のフェブランシェが1番人気で勝ちました。2025年は3歳のホーリーグレイルが4番人気で優勝。連覇の時代が終わり、若い世代が前に出てきました。

まとめると、東京シンデレラマイルは1・2番人気と大井・浦和の所属馬を軸に組み立てるレースです。波乱は2017年の11番人気が一度あったきり。年末の大井1600mで、その年の牝馬路線を戦ってきた顔ぶれが力どおりに残る舞台です。

大井1600mという舞台

大井1600mは内回りコースを使い、コーナーを4つ回る小回り戦です。当ブログの集計では、馬番1〜4番の複勝率が28.1%なのに対し、13番より外は21.8%まで落ちます。逃げ馬の複勝率は良馬場で48.9%、不良馬場では54.4%まで上がり、馬場が渋るほど「内の逃げ」が強くなるコースです。コース全体の特徴は大井競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。

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最新の東京シンデレラマイルの予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。

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