ローレル賞は、川崎競馬場のダート1600mで行われるSIIの2歳牝馬重賞です。神奈川新聞社賞の冠が付き、大みそかの東京2歳優駿牝馬へ上位3着までに優先出走権が与えられるトライアルでもあります。2026年は11月12日に第26回が行われる予定です。このページでは、歴代勝ち馬と、勝ち馬の顔ぶれから集計した2013〜2025年の傾向をまとめておきます。開催が近づくたびに更新していく常設ページです。
レース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 神奈川新聞社賞 ローレル賞 |
| 格付け | SII(南関東グレード。2018年にSIIIから昇格) |
| 競馬場・距離 | 川崎競馬場・ダート1600m(左回り) |
| 出走条件 | サラブレッド系2歳牝馬・地方全国交流(2011年から) |
| 負担重量 | 定量(54kg、2011年から) |
| 1着賞金 | 1,200万円(2018年から。2016・2017年は1,100万円) |
| 開催時期 | 11月・ナイター |
| 創設 | 2002年(3歳牝馬のハンデ戦として創設。2003年から2歳牝馬の秋開催に変更) |
歴代勝ち馬(2013〜2025年)
| 年 | 勝ち馬 | 所属 | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 2013 | クライリング | 北海道 | 1 | 御神本訓史 |
| 2014 | ララベル | 大井 | 4 | 真島大輔 |
| 2015 | モダンウーマン | 北海道 | 2 | 阿部龍 |
| 2016 | アップトゥユー | 北海道 | 3 | 阿部龍 |
| 2017 | ゴールドパテック | 川崎 | 3 | 瀧川寿希也 |
| 2018 | アークヴィグラス | 川崎 | 2 | 瀧川寿希也 |
| 2019 | ブロンディーヴァ | 川崎 | 1 | 御神本訓史 |
| 2020 | ケラススヴィア | 浦和 | 3 | 森泰斗 |
| 2021 | スティールルージュ | 北海道 | 4 | 桑村真明 |
| 2022 | マカゼ | 川崎 | 1 | 矢野貴之 |
| 2023 | ミスカッレーラ | 船橋 | 1 | 御神本訓史 |
| 2024 | ウィルシャイン | 船橋 | 5 | 本田正重 |
| 2025 | アンジュルナ | 浦和 | 1 | 野畑凌 |
13年の勝ち馬は北海道と川崎が4頭ずつ、船橋と浦和が2頭ずつ、大井が1頭です。全国交流の看板どおり、ホッカイドウ競馬の2歳牝馬が4勝を持ち帰りました。他地区の勝ち馬は北海道だけです。
勝ち馬13頭の集計(2013〜2025年)
ここからは、上の歴代勝ち馬リストを集計した数字です。対象は2013〜2025年の勝ち馬13頭に限ります。
人気別:1番人気が5勝、勝ち馬は5番人気以内に収まる
| 人気 | 勝ち馬数 |
|---|---|
| 1番人気 | 5 |
| 2番人気 | 2 |
| 3番人気 | 3 |
| 4番人気 | 2 |
| 5番人気 | 1 |
勝ち馬は13頭すべて5番人気以内に収まりました。1番人気が5勝で、1〜3番人気の合計は10勝。一番の波乱でも2024年のウィルシャイン(5番人気)までです。2歳牝馬の重賞としては、人気の裏付けが強い顔ぶれになりました。
所属別:北海道と川崎が4勝ずつ、他地区は北海道だけ
| 所属 | 勝ち馬数 |
|---|---|
| 北海道 | 4 |
| 川崎 | 4 |
| 船橋 | 2 |
| 浦和 | 2 |
| 大井 | 1 |
地元・川崎と遠征の北海道が、並んで4勝ずつです。大井は2014年のララベルだけと意外な少なさで、船橋と浦和が2勝ずつ分け合いました。南関以外の勝ち馬は北海道の4頭だけ。門別の2歳牝馬の層の厚さが、そのまま数字に出ています。
騎手と厩舎:御神本訓史が3勝、角川秀樹厩舎も3勝
複数回勝った騎手は御神本訓史(2013・2019・2023年)の3勝で、阿部龍と瀧川寿希也が2勝ずつです。調教師では北海道の角川秀樹が2015・2016・2021年と3勝を挙げ、浦和の小久保智が2020・2025年と2勝。勝ち時計がいちばん速かったのは、2020年ケラススヴィアの1分42秒9でした。
近年の流れ
2013年:クライリングが他地区の勝ち馬第1号になった
2011年に全国交流になってからも、勝つのは南関東の馬が続いていました。その流れを変えたのが2013年のクライリングです。北海道から遠征し、1番人気に応えて他地区所属馬の初優勝を飾りました。
2015〜2016年:阿部龍と角川秀樹の北海道コンビが連覇した
2015年はモダンウーマン、2016年はアップトゥユー。どちらも北海道の角川秀樹厩舎で、鞍上は阿部龍、馬主も同じグランド牧場でした。同じ組み合わせでの連覇で、遠征馬の質の高さを見せつけた2年です。角川厩舎は2021年にもスティールルージュで3勝目を挙げています。
2020年:ケラススヴィアが最速の時計で浦和に持って帰った
2020年のケラススヴィアは浦和所属で、1分42秒9の勝ち時計はこの13年で最速でした。浦和の勝ち馬はこの馬と2025年のアンジュルナだけです。小久保智厩舎の管理馬が、5年の間を空けて2頭とも頂点に立ちました。
2023〜2025年:船橋が2年続けて勝ち、2025年は1番人気が応えた
2023年はミスカッレーラ、2024年はウィルシャインと、船橋所属が2年続けて勝ちました。ウィルシャインは5番人気で、この期間いちばんの波乱です。2025年は浦和のアンジュルナが1番人気に応え、2着には北海道のトリップスが入りました。
まとめると、ローレル賞は1番人気を軸に、5番人気以内で組み立てるレースです。所属では地元・川崎と北海道の2本立て。年末の大一番への優先出走権が懸かるだけに、勝ち馬のその後まで追いたくなるレースです。
川崎1600mという舞台
川崎は1周1,200mの小回りコースで、最後の直線は300mです。1600mの当ブログ集計では、逃げ馬の勝率は21.5%、1番人気の勝率は42.6%。目を引くのは内枠で、1枠の勝率は14.6%、単勝回収率は156%と高く出ています。小回りらしく、内の馬番と位置取りが着順に直結する舞台です。コース全体の特徴は川崎競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。
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2026年のローレル賞は11月12日の開催です。最新の予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。
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