ユングフラウ賞は、浦和競馬場のダート1400mで行われる3歳牝馬の重賞(SII)です。南関東牝馬クラシックの第一関門・桜花賞へのトライアルで、上位3頭に桜花賞への優先出走権が与えられます。このページでは、過去10年(2013〜2022年)の集計データと歴代勝ち馬をまとめた常設ページとして、開催のたびに更新していきます。
レース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 格付け | SII |
| 競馬場・距離 | 浦和競馬場・ダート1400m |
| 出走条件 | 3歳牝馬・南関東所属・別定(基本54kg、番組ポイントにより最大56kgまで加増) |
| 1着賞金 | 1,400万円 |
| 開催時期 | 2月 |
| 創設 | 2009年に重賞として施行(前身は1990年からの準重賞)。2012年にSIIへ格上げ |
| 特記事項 | 桜花賞(浦和)のトライアル。上位3頭に桜花賞への優先出走権 |
歴代勝ち馬(2013〜2026年)
| 年 | 勝ち馬 | 所属 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 2013 | カイカヨソウ | 船橋 | 今野忠成 |
| 2014 | ノットオーソリティ | 船橋 | 石崎駿 |
| 2015 | スターローズ | 船橋 | 山崎誠士 |
| 2016 | モダンウーマン | 川崎 | 山崎誠士 |
| 2017 | ステップオブダンス | 大井 | 森泰斗 |
| 2018 | エターナルモール | 大井 | 吉原寛人 |
| 2019 | ポッドギル | 大井 | 矢野貴之 |
| 2020 | レイチェルウーズ | 船橋 | 本田正重 |
| 2021 | ウワサノシブコ | 浦和 | 和田譲治 |
| 2022 | スティールルージュ | 船橋 | 張田昂 |
| 2023 | サーフズアップ | 船橋 | 御神本訓史 |
| 2024 | ミチノアンジュ | 大井 | 本田正重 |
| 2025 | プラウドフレール | 船橋 | 張田昂 |
| 2026 | アンジュルナ | 浦和 | 野畑凌 |
船橋所属が14年中7勝と半分を占めます。地元・浦和の優勝は2021年のウワサノシブコと2026年のアンジュルナの2回だけ。張田昂騎手は2022・2025年と2勝しています。
過去10年データ(2013〜2022年)の傾向
ここからは、当ブログで集計した2013〜2022年の10年分のデータです。
位置取り:4コーナー2番手以内が8勝
| 4コーナー位置 | 成績 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 1番手 | 5-3-0-2 | 80% |
| 2番手 | 3-3-3-1 | 90% |
| 3番手 | 1-2-0-7 | 30% |
| 4番手 | 0-0-2-8 | 20% |
| 5番手以下 | 0-1-1-8 | 20% |
勝ち馬10頭のうち9頭が4コーナー3番手以内、うち8頭は2番手以内という極端な数字です。直線220mの浦和では、4コーナーを回った時点で勝負はほぼ決まっています。脚質別でも逃げ馬の単勝回収率303.7%、先行馬も197.3%と、前に行ける馬が圧倒的に有利です。
人気別:1・2番人気が複勝率60%
| 人気 | 成績 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 1番人気 | 4-1-1-4 | 60% |
| 2番人気 | 1-2-3-4 | 60% |
| 3番人気 | 0-4-0-6 | 40% |
| 4番人気 | 2-0-1-7 | 30% |
| 5〜8番人気 | 3-3-1-33 | 17.5% |
| 9番人気以下 | 0-1-3-35 | 10.2% |
所属別:船橋が5勝、地元・浦和は1勝のみ
| 所属 | 成績 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 船橋 | 5-2-1-25 | 24.2% |
| 大井 | 3-1-3-27 | 20.5% |
| 川崎 | 1-5-4-22 | 31.3% |
| 浦和 | 1-3-1-15 | 25% |
地元・浦和所属の優勝は2021年のウワサノシブコだけ(10年間)。遠征組、とくに船橋の牝馬クラシック路線の層の厚さが目立ちます。
前走ローテ:東京2歳優駿牝馬組が5勝
| 前走 | 成績 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 東京2歳優駿牝馬 | 5-3-3-22 | 33.3% |
| 若水特別 | 2-0-1-5 | 37.5% |
| 桃花賞 | 1-3-0-21 | 16% |
年末の大井・東京2歳優駿牝馬を走ってきた馬が中心です。斤量別では、番組ポイントで56kgまで加増された馬(=実績上位馬)の複勝率が69.2%と突出しています。枠順は5枠が4勝で最多でした。
近年の流れ(2023〜2026年)
2023年の勝ち馬サーフズアップは、このあと牝馬クラシック路線を戦い、東京プリンセス賞まで制しました。2013年のカイカヨソウもユングフラウ賞→東京プリンセス賞の連勝を果たしており、「ここを勝つ馬は牝馬クラシック本番でも強い」という流れは近年のチェックポイントです。2026年は地元・浦和のアンジュルナ(小久保智厩舎)が優勝し、浦和所属としては5年ぶりの優勝でした。
浦和1400mという舞台
浦和は1周1200m・直線220mの極端な小回りコースで、先行力がそのまま結果に直結します。コース全体の特徴は浦和競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。
あわせて読みたい
ユングフラウ賞【2013-2022過去10年データ】(本ページの集計の元になった記事)/南関競馬場コースガイド/競馬予想の技術ガイド
最新のユングフラウ賞の予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。
この記事が参考になったら、下のバナーからの応援クリックをいただけると励みになります。

