レディスプレリュードの傾向とデータ|JRA勢が14連勝、地方馬の勝ち星ゼロが続く牝馬の出世レース

レディスプレリュードは、大井競馬場のダート1800mで行われるJpnIIの牝馬限定・指定交流競走です。優勝馬にはJBCレディスクラシックへの優先出走権が与えられ、牝馬ダート路線の秋の出世レースになっています。このページでは、歴代勝ち馬と、勝ち馬の顔ぶれから集計した2013〜2026年の傾向をまとめておきます。開催が近づくたびに更新していく常設ページです。

レース概要

項目 内容
正式名称 レディスプレリュード(2023年までは農林水産大臣賞典)
格付け JpnII(ダートグレード競走。2013年から)
競馬場・距離 大井競馬場・ダート1800m(右・外回り)
出走条件 サラブレッド系3歳以上牝馬・指定交流
負担重量 別定(3歳53kg・4歳以上55kg。GI/JpnI勝ち馬は2kg、GII/JpnII勝ち馬は1kg増)
1着賞金 4,000万円(2024年から。2013〜2023年は3,100万円)
開催時期 10月・ナイター
創設 2004年(前身のTCKディスタフとして。2011年に現名称へ変更)

歴代勝ち馬(2013〜2026年)

年 勝ち馬 所属 人気 騎手
2013 メーデイア JRA栗東 1 浜中俊
2014 ワイルドフラッパー JRA栗東 1 蛯名正義
2015 サンビスタ JRA栗東 2 岩田康誠
2016 タマノブリュネット JRA美浦 4 田辺裕信
2017 クイーンマンボ JRA栗東 1 C.ルメール
2018 プリンシアコメータ JRA美浦 2 J.モレイラ
2019 アンデスクイーン JRA栗東 3 戸崎圭太
2020 マルシュロレーヌ JRA栗東 1 川田将雅
2021 レーヌブランシュ JRA栗東 3 松山弘平
2022 プリティーチャンス JRA栗東 2 岩田望来
2023 アーテルアストレア JRA栗東 6 武豊
2024 グランブリッジ JRA栗東 1 川田将雅
2025 ビヨンドザヴァレー JRA栗東 5 菱田裕二
2026 メモリアカフェ JRA美浦 2 C.ルメール

14年の勝ち馬は、14頭すべてJRA勢です。指定交流になって中央所属馬が参戦し始めた2011年以降、地方馬の優勝はまだ一度もありません。同じ馬の複数勝利もなく、勝ち馬は毎年入れ替わっています。

勝ち馬14頭の集計(2013〜2026年)

ここからは、上の歴代勝ち馬リストを集計した数字です。対象は2013〜2026年の勝ち馬14頭に限ります。

人気別:1・2番人気で9勝、最下位人気の勝ち馬は6番人気

人気 勝ち馬数
1番人気 5
2番人気 4
3番人気 2
4番人気 1
5番人気 1
6番人気 1

勝ち馬はすべて6番人気以内に収まっています。1番人気が5勝、2番人気が4勝で、上位2頭の人気で14年中9年を占めました。一番の波乱は2023年のアーテルアストレアの6番人気で、次いで2025年のビヨンドザヴァレーの5番人気です。

所属別:14勝すべてJRA勢、栗東11勝と美浦3勝

所属 勝ち馬数
JRA栗東 11
JRA美浦 3
地方 0

地方馬の勝ち星はゼロ。地元の大井勢をはじめ、地方の牝馬が何度も挑んできましたが、JRA勢の壁は崩れていません。JRA勢の中では栗東が11勝と多く、美浦の3勝は2016年のタマノブリュネット、2018年のプリンシアコメータ、2026年のメモリアカフェです。

騎手と年齢:川田将雅とルメールが2勝、勝ち馬の中心は4歳と5歳

複数回勝った騎手は川田将雅(2020・2024年)とC.ルメール(2017・2026年)の2人で、ともに2勝です。調教師では橋口慎介が2021・2023・2025年と3勝を挙げ、角居勝彦が2勝。勝ち馬の年齢は5歳が7勝、4歳が5勝、3歳と6歳が1勝ずつで、古馬の牝馬が中心のレースです。

近年の流れ

2011〜2013年:TCKディスタフから生まれ変わり、JpnIIの看板が付いた

前身は大井の牝馬重賞TCKディスタフで、JBCレディスクラシックの創設に合わせて2011年に現在の名前へ変わり、中央所属馬にも門戸が開かれました。2011・2012年は格付けなしで施行され、2013年からJpnIIに格付けされています。その2013年に勝ったメーデイアは、次走のJBCレディスクラシックも制しました。

2015年と2020年:ここを勝って、牡馬や世界を相手に頂点へ出た2頭

2015年の勝ち馬サンビスタは、同年12月に牡馬相手のチャンピオンズカップを制しました。2020年の勝ち馬マルシュロレーヌは、翌年にアメリカのブリーダーズカップディスタフを勝ち、日本調教馬として初めて海外のダートGIを制しています。このレースの勝ち馬が、そのまま牝馬ダートの頂点へ進む流れができています。

2025〜2026年:初ダートの伏兵と、3連勝で女王戦線へ出たメモリアカフェ

2025年はデビュー20戦目で初めてダートを使ったビヨンドザヴァレーが、5番人気で大外から差し切りました。芝で走ってきた馬の参戦は今後も増えそうです。2026年はメモリアカフェが兵庫女王盃、エンプレス杯に続く重賞3連勝を飾り、1番人気のダブルハートボンドを4着に退けました。2024年からは農林水産大臣賞典の冠が外れ、1着賞金も3,100万円から4,000万円に増えています。

まとめると、レディスプレリュードはJRA勢の上位人気を軸に考えるレースです。地方馬の初優勝はいつ出るのか。毎年その一点が最大の関心事になり、2026年も馬券圏内はJRA勢が独占して終わりました。

大井1800mという舞台

大井1800mは右回り・外回りで、帝王賞と同じコースです。ゴールまでの直線は386mと南関最長。当ブログの集計では逃げ馬の勝率は19.7%で、1200mほど前が残る舞台ではありません。差し馬にも届く距離だからこそ、牝馬同士の地力勝負になりやすい面があります。コース全体の特徴は大井競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。

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最新のレディスプレリュードの予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。

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