浦和記念は、浦和競馬場のダート2000mで行われるJpnIIの指定交流競走です。地方所属馬が上位2着に入れば東京大賞典への優先出走権が得られる、暮れの大一番を占う前哨戦でもあります。2026年の第47回は11月25日(水)の開催予定です。このページでは、歴代勝ち馬と、勝ち馬の顔ぶれから集計した2013〜2025年の傾向をまとめておきます。開催が近づくたびに更新していく常設ページです。
レース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 農林水産大臣賞典 浦和記念 |
| 格付け | JpnII(ダートグレード競走) |
| 競馬場・距離 | 浦和競馬場・ダート2000m(左回り) |
| 出走条件 | サラブレッド系3歳以上・指定交流 |
| 負担重量 | 別定(3歳54kg・4歳以上56kg・牝馬2kg減。GI/JpnI勝ち馬は2kg、GII/JpnII勝ち馬は1kg増) |
| 1着賞金 | 4,000万円 |
| 開催時期 | 11月下旬 |
| 創設 | 1980年(創設時から浦和ダート2000m。1996年に交流競走化) |
歴代勝ち馬(2013〜2025年)
| 年 | 勝ち馬 | 所属 | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 2013 | ランフォルセ | JRA | 3 | 戸崎圭太 |
| 2014 | サミットストーン | 船橋 | 3 | 石崎駿 |
| 2015 | ハッピースプリント | 大井 | 2 | 宮崎光行 |
| 2016 | ケイティブレイブ | JRA | 1 | 武豊 |
| 2017 | マイネルバサラ | JRA | 5 | 柴田大知 |
| 2018 | オールブラッシュ | JRA | 4 | 田辺裕信 |
| 2019 | ケイティブレイブ | JRA | 2 | 御神本訓史 |
| 2020 | ダノンファラオ | JRA | 3 | 川田将雅 |
| 2021 | メイショウカズサ | JRA | 1 | 川田将雅 |
| 2022 | クリノドラゴン | JRA | 4 | 武豊 |
| 2023 | ディクテオン | JRA | 5 | 本田正重 |
| 2024 | アウトレンジ | JRA | 2 | C.デムーロ |
| 2025 | ホウオウルーレット | JRA | 2 | 岩田康誠 |
13年の勝ち馬はJRA勢が11頭、地方勢は船橋と大井が1頭ずつです。地元・浦和と川崎の所属馬は、この期間に勝っていません。同じ馬の複数勝利はケイティブレイブ(2016・2019年)だけ。勝ち馬は全頭が牡馬です。
勝ち馬13頭の集計(2013〜2025年)
ここからは、上の歴代勝ち馬リストを集計した数字です。対象は2013〜2025年の勝ち馬13頭に限ります。
人気別:1番人気は2勝どまり、中心は2番人気の4勝
| 人気 | 勝ち馬数 |
|---|---|
| 1番人気 | 2 |
| 2番人気 | 4 |
| 3番人気 | 3 |
| 4番人気 | 2 |
| 5番人気 | 2 |
勝ち馬はすべて5番人気以内に収まりました。ただし1番人気の勝ちは2016年と2021年の2回だけ。2番人気が4勝、3番人気が3勝と、人気の中心は少し後ろにずれます。浦和2000mはコース自体も1番人気が勝ちにくい舞台で、重賞でもその性格が出ています。
所属別:JRAが11勝、2016年から10連勝中
| 所属 | 勝ち馬数 |
|---|---|
| JRA | 11 |
| 船橋 | 1 |
| 大井 | 1 |
| 浦和 | 0 |
| 川崎 | 0 |
JRA勢の11勝は、栗東の厩舎が8勝、美浦が3勝です。地方勢の勝ちは2014年のサミットストーン(船橋)と2015年のハッピースプリント(大井)までで、2016年以降はJRA勢が10年続けて勝っています。地元・浦和の勝ち馬は長く出ていません。
騎手と年齢:武豊と川田将雅が2勝、勝ち馬の中心は4歳
複数回勝った騎手は武豊(2016・2022年)と川田将雅(2020・2021年)の2勝ずつ。岩田康誠は2025年に勝ち、2008年・2012年に続くこのレース3勝目を挙げました。勝ち馬の年齢は4歳が5勝で最多、6歳が4勝、3歳が2勝。調教師で複数回勝ったのは、ケイティブレイブを管理した目野哲也と杉山晴紀で、同じ馬での2勝です。
近年の流れ
2014〜2015年:地方勢の2頭は、どちらも年度代表馬になった
2014年のサミットストーン(船橋)と2015年のハッピースプリント(大井)は、その年のNARグランプリ年度代表馬に選ばれました。地方勢がこのレースを勝つには、それだけの馬でなければ届かなかった。その後の10年を象徴する2勝です。
2016年・2019年:ケイティブレイブが違う厩舎・違う鞍上で2勝
ケイティブレイブは2016年に3歳で武豊を背に勝ち、2019年は杉山晴紀厩舎へ移って御神本訓史で勝ちました。2019年は開腹手術を受けたあとの復帰戦での勝利です。同じ馬が浦和記念を2度勝ったのは、この期間ではこの馬だけでした。
2020〜2025年:JRA勢の連勝は10に伸びた
2020年のダノンファラオから2025年のホウオウルーレットまで、JRA所属馬が勝ち続けています。2024年にはJRAの出走枠が4頭に戻りました。2025年のホウオウルーレットは6歳で、前走のシリウスステークスに続く重賞連勝。鞍上の岩田康誠は13年ぶりにこのレースを勝ちました。
まとめると、浦和記念はJRA勢と2・3番人気を軸に組み立てるレースです。地方勢が割って入るには年度代表馬級の力が必要で、地元・浦和の勝ち星は長く止まっています。小回りの2000mを前で運べるか、その一点が顔ぶれを決めています。
浦和2000mという舞台
浦和2000mは左回りで、ゴールまでの直線は220mと南関最短です。距離が延びても性格は変わらず、当ブログの集計では逃げ馬の勝率は27.2%と高めに出ています。1番人気の勝率は31.5%で、南関の主要コースでは最も低い数字。勝ち馬は2〜3番人気から出る割合のほうが高く、浦和記念でも4コーナーを3番手以内で回った馬が勝ち続けてきました。コース全体の特徴は浦和競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。
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最新の浦和記念の予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。
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