しらさぎ賞は、浦和競馬場のダート1400mで行われるSIIIの牝馬限定重賞です。地方全国交流として各地の牝馬が集まり、勝ち馬にはプラチナカップとスパーキングレディーカップへの優先出走権が与えられます。このページでは、歴代勝ち馬と、勝ち馬の顔ぶれから集計した2013〜2026年の傾向をまとめておきます。開催が近づくたびに更新していく常設ページです。
レース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | しらさぎ賞 |
| 格付け | SIII |
| 競馬場・距離 | 浦和競馬場・ダート1400m(左回り) |
| 出走条件 | サラブレッド系4歳以上牝馬・地方全国交流(2014年までは3歳以上牝馬。2015年から4歳以上牝馬となり全国交流化) |
| 負担重量 | 別定(級格別の基本重量に、重賞勝ち馬への加増あり) |
| 1着賞金 | 1,200万円 |
| 開催時期 | 4月下旬 |
| 創設 | 1962年(当初は3歳馬の重賞。2007年から牝馬限定の1400m戦に変更) |
歴代勝ち馬(2013〜2026年)
| 年 | 勝ち馬 | 所属 | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 2013 | ナターレ | 川崎 | 2 | 的場文男 |
| 2014 | レッドクラウディア | 大井 | 2 | 森泰斗 |
| 2015 | ノットオーソリティ | 船橋 | 1 | 吉原寛人 |
| 2016 | ララベル | 大井 | 1 | 吉原寛人 |
| 2017 | ニシノラピート | 大井 | 2 | 柏木健宏 |
| 2018 | ラーゴブルー | 川崎 | 2 | 吉原寛人 |
| 2019 | タイセイラナキラ | 大井 | 2 | 吉原寛人 |
| 2020 | ストロングハート | 川崎 | 3 | 町田直希 |
| 2021 | ダノンレジーナ | 浦和 | 1 | 本橋孝太 |
| 2022 | アールロッソ | 船橋 | 2 | 町田直希 |
| 2023 | スティールルージュ | 船橋 | 5 | 張田昂 |
| 2024 | ツーシャドー | 浦和 | 2 | 和田譲治 |
| 2025 | フェブランシェ | 大井 | 1 | 吉原寛人 |
| 2026 | ツーシャドー | 浦和 | 4 | 和田譲治 |
14年の勝ち馬は大井が5勝、川崎・船橋・浦和が3勝ずつと、4場に散らばりました。同じ馬の複数勝利はツーシャドー(2024・2026年)だけ。地方全国交流になってからも他地区所属馬の優勝はなく、勝ち馬はすべて南関東の所属です。
勝ち馬14頭の集計(2013〜2026年)
ここからは、上の歴代勝ち馬リストを集計した数字です。対象は2013〜2026年の勝ち馬14頭に限ります。
人気別:2番人気が7勝、1・2番人気で11勝
| 人気 | 勝ち馬数 |
|---|---|
| 1番人気 | 4 |
| 2番人気 | 7 |
| 3番人気 | 1 |
| 4番人気 | 1 |
| 5番人気 | 1 |
勝ち馬はすべて5番人気以内に収まっています。中心は1番人気ではなく2番人気で、14年中7勝。一番の波乱は2023年のスティールルージュ(5番人気)で、6番人気以下の勝ち馬は出ていません。
所属別:大井が5勝、地元・浦和は近年盛り返した
| 所属 | 勝ち馬数 |
|---|---|
| 大井 | 5 |
| 川崎 | 3 |
| 船橋 | 3 |
| 浦和 | 3 |
大井が5勝で一歩抜けています。地元・浦和の勝ちは長く出ていませんでしたが、2021年のダノンレジーナで途絶えが解け、2024・2026年はツーシャドーが勝ちました。川崎と船橋も3勝ずつ。どの場からも勝ち馬が出る顔ぶれです。
騎手と年齢:吉原寛人が5勝、勝ち馬の中心は5歳
吉原寛人は2015・2016・2018・2019・2025年と5勝を挙げ、2勝の町田直希と和田譲治を引き離しています。勝った5頭はすべて違う馬で、所属も船橋・大井・川崎の3場にまたがっています。調教師では内田勝義が3勝、荒山勝徳・藤田輝信・小澤宏次が2勝ずつです。勝ち馬の年齢は5歳が6勝、4歳が4勝、6歳が3勝、7歳が1勝で、7歳馬の優勝は2026年のツーシャドーだけでした。
近年の流れ
2007年:3歳馬の重賞から、牝馬の短距離戦へ生まれ変わった
しらさぎ賞は1962年に3歳馬の重賞として始まり、長く春のクラシック路線の一戦でした。それが2007年、4歳以上の牝馬限定・ダート1400mの別定戦へ大きく姿を変えます。2015年からは地方全国交流となり、出走条件も4歳以上牝馬にそろいました。今の形が定着して、春の牝馬短距離戦として続いています。
2015〜2019年:吉原寛人が5年で4勝、ララベルは頂点まで進んだ
吉原寛人は2015年のノットオーソリティ、2016年のララベルで連勝し、2018年のラーゴブルー、2019年のタイセイラナキラでも勝ちました。5年で4勝です。ララベルは2016年の秋にJBCレディスクラシックも制していて、このレースの勝ち馬が牝馬ダートの頂点へ進んだ代表例になりました。
2024〜2026年:ツーシャドーが地元で2勝目、7歳の春に決めた
2024年は地元・浦和のツーシャドーが2番人気で勝ちました。2025年は大井のフェブランシェが1番人気に応え、勝ち時計1分24秒9はこの14年で最も速い記録です。2026年はツーシャドーが7歳で2勝目を挙げ、レース後には陣営が引退の撤回を明かしました。次走は優先出走権を得たプラチナカップに向かいます。
まとめると、しらさぎ賞は1・2番人気を軸に考えるレースです。所属は4場に散らばり、地元びいきがそのまま通用する舞台ではありません。浦和1400mの適性と、牝馬同士の力関係。この2つを重ねて見るレースだと考えています。
浦和1400mという舞台
浦和1400mは左回りで、ゴールまでの直線は220mと南関最短です。当ブログの集計では、逃げ馬の勝率は27.6%、先行馬の単勝回収率は120%と高く、前に行ける馬が有利なコースに出ています。半面、1番人気の勝率は37.2%と主要コースの中では低め。人気馬への過信は禁物です。コース全体の特徴は浦和競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。
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最新のしらさぎ賞の予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。
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