ダイオライト記念は、船橋競馬場のダート2400mで行われるJpnIIの指定交流競走です。現在、ダートグレード競走の中で最も長い距離の一戦で、春の長距離路線を占う位置にあります。このページでは、歴代勝ち馬と、勝ち馬の顔ぶれから集計した2013〜2026年の傾向をまとめておきます。開催が近づくたびに更新していく常設ページです。
レース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 農林水産大臣賞典 ダイオライト記念 |
| 格付け | JpnII(ダートグレード競走) |
| 競馬場・距離 | 船橋競馬場・ダート2400m(1976年から2400m) |
| 出走条件 | 4歳以上・指定交流 |
| 負担重量 | グレード別定(2024年から。基本は4歳55kg・5歳以上56kg・牝馬2kg減) |
| 1着賞金 | 4,500万円(2024年から。2023年は4,000万円) |
| 開催時期 | 3月・ナイター(2017年からナイター施行) |
| 創設 | 1956年(当時はダート1800m) |
歴代勝ち馬(2013〜2026年)
| 年 | 勝ち馬 | 所属 | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 2013 | オースミイチバン | JRA栗東 | 6 | 川島信二 |
| 2014 | ニホンピロアワーズ | JRA栗東 | 2 | 酒井学 |
| 2015 | クリソライト | JRA栗東 | 2 | 武豊 |
| 2016 | クリソライト | JRA栗東 | 1 | 武豊 |
| 2017 | クリソライト | JRA栗東 | 1 | 武豊 |
| 2018 | ケイティブレイブ | JRA栗東 | 1 | 福永祐一 |
| 2019 | チュウワウィザード | JRA栗東 | 1 | 川田将雅 |
| 2020 | アナザートゥルース | JRA美浦 | 1 | C.ルメール |
| 2021 | ダノンファラオ | JRA栗東 | 2 | 川田将雅 |
| 2022 | ノーヴァレンダ | 川崎 | 5 | 森泰斗 |
| 2023 | グロリアムンディ | JRA栗東 | 1 | 川田将雅 |
| 2024 | セラフィックコール | JRA栗東 | 1 | B.ムルザバエフ |
| 2025 | セラフィックコール | JRA栗東 | 2 | M.デムーロ |
| 2026 | オディロン | 兵庫 | 7 | 吉村智洋 |
14年の勝ち馬はJRA勢が12頭、地方勢が2頭です。同じ馬の複数勝利は、クリソライトの3連覇(2015〜2017年)とセラフィックコールの連覇(2024・2025年)。地方馬の2勝は川崎のノーヴァレンダと兵庫のオディロンで、地元・船橋所属の勝ち馬はこの期間に出ていません。
勝ち馬14頭の集計(2013〜2026年)
ここからは、上の歴代勝ち馬リストを集計した数字です。対象は2013〜2026年の勝ち馬14頭に限ります。
人気別:1・2番人気で11勝、3・4番人気からは勝ち馬なし
| 人気 | 勝ち馬数 |
|---|---|
| 1番人気 | 7 |
| 2番人気 | 4 |
| 3番人気 | 0 |
| 4番人気 | 0 |
| 5番人気 | 1 |
| 6番人気 | 1 |
| 7番人気 | 1 |
勝ち馬はすべて7番人気以内で収まっています。顔ぶれは1・2番人気に寄りながらも、5番人気以下から3頭出ました。穴を開けたのは2022年のノーヴァレンダ(5番人気)、2013年のオースミイチバン(6番人気)、2026年のオディロン(7番人気)です。
所属別:JRA勢が12勝、地方馬の勝ちは川崎と兵庫から1回ずつ
| 所属 | 勝ち馬数 |
|---|---|
| JRA栗東 | 11 |
| JRA美浦 | 1 |
| 川崎 | 1 |
| 兵庫 | 1 |
栗東勢の強さが際立ちます。地方馬の優勝は2022年のノーヴァレンダが2009年のフリオーソ以来13年ぶりで、2026年のオディロンは兵庫所属馬として初めてこのレースを勝ちました。
騎手と年齢:川田将雅と武豊が3勝、勝ち馬は4歳と5歳が中心
複数回勝った騎手は川田将雅(2019・2021・2023年)と武豊(2015〜2017年)の2人で、ともに3勝です。武豊の3勝はクリソライトの3連覇と重なります。勝ち馬の年齢は4歳と5歳が4勝ずつ、6歳と7歳が3勝ずつ。若い馬にも古豪にも開かれた顔ぶれです。
近年の流れ
2015〜2017年:クリソライトが史上初の3連覇を果たした
クリソライトは2015年に2番人気、2016・2017年は1番人気で勝ち、レース史上初の3連覇を達成しました。鞍上の武豊も、音無秀孝厩舎もそろっての3連覇です。2400mという特殊な条件への適性が、そのまま結果に表れた形でした。
2022年:ノーヴァレンダが13年ぶりに地方馬へ勝ち星を持ち帰った
2022年は川崎所属のノーヴァレンダが5番人気で逃げ切り、地方馬の優勝は2009年のフリオーソ以来13年ぶりになりました。勝ったのが地元の船橋ではなく川崎の馬だった点も含め、JRA勢の独占が崩れた年として残ります。
2024〜2026年:セラフィックコールの連覇と、オディロンの大金星
2024年から負担重量が定量からグレード別定に変わり、このレースは4月の川崎記念へつながる前哨戦の色合いを強めました。セラフィックコールが2024・2025年と連覇し、3連覇に挑んだ2026年は2着。その2026年に勝ったのが7番人気のオディロンで、兵庫所属馬の優勝は史上初でした。
まとめると、ダイオライト記念は上位人気のJRA勢が軸のレースです。その前提の上で、長距離適性のある地方馬がつけ入る余地も、2022年と2026年に示されました。2400mをこなした実績があるかどうかが、人気以上に効いてくる舞台です。
船橋2400mという舞台
船橋2400mは向正面の2コーナー付近からスタートし、左回りでコースを1周半以上使います。スパイラルカーブを6回回る設計で、コーナーのたびに位置取りが入れ替わります。ゴールまでの直線は308m。この2400mを使うのは年に一度、ダイオライト記念だけです。コース全体の特徴は船橋競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。
あわせて読みたい
日本テレビ盃の傾向データ/船橋記念の傾向データ/帝王賞の傾向データ/南関重賞年間スケジュール
最新のダイオライト記念の予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。
この記事が参考になったら、下のバナーからの応援クリックをいただけると励みになります。

