大井記念は、大井競馬場のダート2000mで行われる初夏の重賞(SI)です。上位2着馬には帝王賞(JpnI)への優先出走権が与えられ、南関東の古馬中距離路線の頂点を占う前哨戦になります。このページでは、過去10年(2010〜2019年)の集計データと歴代勝ち馬をまとめた常設ページとして更新していきます。
レース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | デイリー盃 大井記念 |
| 格付け | SI(2018年から。それ以前はSII) |
| 競馬場・距離 | 大井競馬場・ダート2000m(2014年から。それ以前は2600mなど) |
| 出走条件 | 4歳以上・南関東所属・定量57kg(牝馬55kg) |
| 1着賞金 | 4,000万円(2026年から。2018〜2025年は3,200万円) |
| 開催時期 | 5月 |
| 創設 | 1956年 |
| 特記事項 | 上位2着馬に帝王賞(JpnI)への優先出走権が付与される |
歴代勝ち馬(2013〜2026年)
| 年 | 勝ち馬 | 所属 | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 2013 | フォーティファイド | 大井 | 1 | 御神本訓史 |
| 2014 | サミットストーン | 船橋 | 1 | 石崎駿 |
| 2015 | プレティオラス | 大井 | 4 | 本橋孝太 |
| 2016 | ケイアイレオーネ | 大井 | 1 | 的場文男 |
| 2017 | ウマノジョー | 大井 | 6 | 山本聡哉 |
| 2018 | リッカルド | 船橋 | 1 | 矢野貴之 |
| 2019 | モジアナフレイバー | 大井 | 4 | 繁田健一 |
| 2020 | ストライクイーグル | 大井 | 1 | 御神本訓史 |
| 2021 | ミューチャリー | 船橋 | 2 | 御神本訓史 |
| 2022 | ランリョウオー | 浦和 | 2 | 本橋孝太 |
| 2023 | セイカメテオポリス | 大井 | 3 | 吉原寛人 |
| 2024 | サヨノネイチヤ | 大井 | 1 | 西啓太 |
| 2025 | ライトウォーリア | 川崎 | 3 | R.クアトロ |
| 2026 | サントノーレ | 大井 | 3 | 矢野貴之 |
地元・大井が14年で9勝と他場をリード。14年すべて異なる馬が勝っており、この期間に連覇や複数回優勝はありません。人気は1番人気が6勝、3番人気以内で11勝です。騎手は御神本訓史が3勝、本橋孝太と矢野貴之が各2勝を挙げています。
過去10年データ(2010〜2019年)の傾向
ここからは、当ブログで集計した2010〜2019年の10年分のデータです。2013年までは2600m、2014年からは2000mでの施行で、距離が混在する期間の数字として読んでください。
1番人気が6勝・複勝率80%、信頼度は抜群
| 人気 | 勝ち数 |
|---|---|
| 1番人気 | 6 |
| 4番人気 | 2 |
| 6番人気 | 1 |
| 7番人気 | 1 |
勝ち馬10頭の内訳は、1番人気6頭、4番人気2頭、6番人気と7番人気が各1頭。2番人気と3番人気の優勝は、この10年では出ませんでした。1番人気の成績は[6-0-2-2]で複勝率80%。2着こそないものの、勝つか3着以内に収まる走りが目立ちます。
先行馬が5勝、差しと追い込みは割り引き
| 脚質 | 成績 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 逃げ | 1-3-2-15 | 28.6% |
| 先行 | 5-3-5-24 | 35.1% |
| 差し | 3-4-1-50 | 13.8% |
| 追込み | 1-0-2-34 | 8.1% |
勝ち馬の半数は先行馬でした。逃げ馬も2着3回と粘ります。後方から進める馬は勝率が低く、位置を取れる馬を優先する組み立てが合うレースです。
所属は大井と船橋が5勝ずつ、牝馬は未勝利
所属別の勝ち数は大井5勝、船橋5勝で、浦和と川崎は勝ち馬を出せませんでした。年齢は6歳が4勝で最多、次いで4歳が2勝。性別では牡馬が9勝、セン馬が1勝で、牝馬は出走7頭がすべて着外に終わっています。前走がブリリアントカップだった馬は10年で6勝しており、同じ大井の前哨戦を勝ってきた馬はそのまま信頼できます。
近年の変化(2020〜2026年)
2022年:ランリョウオーが浦和所属の初優勝
長く大井と船橋の2強が続いた構図に、浦和のランリョウオーが割って入りました。所属の壁が少しずつ薄くなってきた転機の年です。
2025年:8歳ライトウォーリアが川崎に初勝利を持ち帰る
川崎記念を制した実績馬が、8歳でこのタイトルも手にしました。川崎所属の優勝はこの期間で初めて。実績のある高齢馬を軽く見るのは危険です。
2026年:サントノーレがレースレコードで逃げ切り
2026年は3番人気のサントノーレが逃げて2着に6馬身差、勝ち時計2分04秒2は2000mのレースレコードでした。1着賞金も4,000万円に増額され、レースの格はさらに上がっています。先行馬が強いという脚質の骨格は、2000mになってからも変わりません。
大井2000mという舞台
大井2000mは外回りコースを使う中距離戦で、向正面から早めに動ける持久力と位置取りが問われます。帝王賞と同じ舞台のため、ここでの好走がそのまま大一番の好走に直結します。コース全体の特徴は大井競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。
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大井記念2020予想と結果(本ページの集計の元になった記事)/帝王賞の傾向と歴代勝ち馬/東京大賞典の傾向と歴代勝ち馬/日本テレビ盃の傾向と歴代勝ち馬/南関競馬場コースガイド
最新の大井記念の予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。
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