12/13(日)は阪神FSと香港国際競走と競馬ファンにとっては1年で1番忙しい日になりそうですが、今回は日本馬が出走する香港国際競走3レースをまとめて予想しようとおもいますので、よろしくお願いします。日本馬の評価と本命馬を発表しようと思います。
香港国際競走2020
香港スプリント 芝1200m 15:40発走
06. タワーオブロンドン 牡5 57.0㎏ W・ビュイック騎手
香港に直行するとは驚いた。昨年は日本の短距離路線を引っ張る存在ではあったが、今年は1勝も挙げていない。唯一馬券に絡んだのはオーシャンステークスの3着のみ。正直能力値を考えるとふがいないの一言に尽きる。秋はどこかで使うことなくぶっつけ本番の香港。もともと休み明けはあまり走らない確率が高いうえに初めての海外遠征と不安材料もある。香港の短距離路線はそんなに甘くない。
05. ダノンスマッシュ 牡5 57.0㎏ R・ムーア騎手
短期免許で来日する外国人ジョッキーの中で一番信頼できる男と言えばR・ムーア騎手ではないだろうか。昨年は8着と敗れたが、今年は昨年よりも内容の濃い1年を過ごしてきた。昨年よりもハイレベルなレース経験を積んできたので、レース経験値は上がっていると思うが、日本での戦績もイマイチ香港で通用するのか。日本のスプリントGⅠで勝利していないだけに複勝圏内までと見るのが妥当か。
香港スプリント過去10年データ
- 香港調教場馬が過去10年で30頭中24頭3着以内。ここ4年は香港調教馬決着が続いています。
- 前走「香港芝1200m」組が過去10年で30頭中22頭が3着以内。前走ジョッキークラブスプリントを走った馬の好走が多く見られます。。
- 前走「スプリンターズS」組は30頭中5頭が3着以内。
- 日本馬が過去10年で【0-0-0-9】
- 香港馬が過去10年で【5-5-5-26】
香港マイル 芝1600m 16:50発走
03. アドマイヤマーズ 牡4 57.0㎏ R・ムーア騎手
騎乗予定だったC・スミヨン騎手がコロナウイルスの再検査となったので騎乗出来なくなりR・ムーア騎手に乗り替わる。この乗り替わりは騎手のレベル的には問題ないが、昨年このレースを制したコンビで陣営は挑みたかったのが心情だろう。昨年は国内のステップレースを凡走したが、香港では走った。昨年よりメンバーレベルが落ちる今回は相手関係的にはラクになる。しかし今年は国内で2戦使っての香港である。昨年は余裕のあるローテーションであったが、今年は間隔が詰まっている分稽古も軽めなのが気がかりであるが、香港マイルでは唯一の日本馬であり、昨年の王者として挑戦を受ける立場なので強い競馬を見せてほしい。
香港マイル過去10年データ
- 前走「香港芝レース」組が過去10年で30頭中22頭が3着以内。前走ジョッキークラブマイルを走った馬の好走が多く見られます。
香港カップ 2000m 17:30発走
08. ノームコア 牝5 55.5㎏ Z・パートン騎手
エリザベス女王杯では惨敗したが、明らかにノームコアは2000mまで。ここ最近はマイル中心に走ってきたが、2000mの方が明らかに良いパフォーマンスをしている。マイルはレベルが高いのでカップの選択はベストである。シャティンは昨年も来ているため適性面の心配はないが、鞍上が乗り替わってZ・パートン騎手。この乗り替わりはどうなのだろうか。こればかりは走ってみないとわからない。
02. ダノンプレミアム 牡5 57.0㎏ W・ビュイック騎手
朝日杯フューチュリティステークス以降GⅠで勝利がない。年齢的にもそろそろ厳しくなるからここらでタイトルは欲しいだろう。しかし今年の戦績はかなり良くない。安田記念の大敗に、メンバーレベルが高かったとは言え天皇賞秋は馬券内にも入ることが出来なかった。明らかに去年の方が良かった。人気になるだろうが、そこまで信頼出来るかは日本馬だが微妙である。
03. ウインブライト 牡6 57.0㎏ 松岡騎手
いよいよ香港で輝きを放った日本馬が引退レースに臨む。日本馬なので出来れば日本で最後の雄姿を見たかったが、ウインブライトが最も輝けるのは戦績から香港であることは明白だ。昨年の香港カップの勝ち馬でありながら、GⅠタイトル2勝は全て香港で獲得したミスター。シャティンだ。前走の天皇賞秋は10着に敗れたが、明らかに発展途上。ここに向けての叩き台に過ぎなかった。万全の状態で挑む最後の一戦に、JRAジョッキーの松岡騎手が騎乗する。有馬記念まで騎乗依頼が多くあっただろうに全て蹴って、主戦を務めるウインブライトのラストランに騎乗する。コロナウイルスという脅威の中での海外遠征は松岡騎手にとってもリスクがある。それでも騎乗する彼の漢気に敬意を表したい。
香港カップ過去10年データ
前走「香港芝レース」組が過去10年で30頭中15頭が3着以内。前走ジョッキークラブカップを走った馬の好走が多く見られます。
最も注目すべき海外馬は・・・
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香港カップは香港馬を中心に良い馬が集まるのですが、マジカルに最も注目している。GⅠ7勝している名牝です。海外競馬はエネイブルが一強ではあったが、ゴロゴロ強い馬がいる。近走は勝ち切れていないが、今年の香港カップのメンバーなら勝ち負け必至だ。A・オブライエン厩舎とR・ムーア騎手の黄金タッグにも注目だ。
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