名古屋大賞典は、名古屋競馬場のダート2000mで行われるJpnIIIの指定交流競走です。2022年まで続いた旧競馬場の1900mから、移転後の新競馬場では2000mへ舞台が変わりました。このページでは、歴代勝ち馬と、勝ち馬の顔ぶれから集計した2013〜2025年の傾向をまとめておきます。2026年大会は12月23日の開催予定で、まだ勝ち馬は決まっていません。開催が近づくたびに更新していく常設ページです。
レース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 農林水産大臣賞典 名古屋大賞典(2023年までは中日新聞杯 名古屋大賞典) |
| 格付け | JpnIII(ダートグレード競走) |
| 競馬場・距離 | 名古屋競馬場・ダート2000m(2022年までダート1900m、2023年から2000m) |
| 出走条件 | 3歳以上・指定交流(2023年までは4歳以上) |
| 負担重量 | ハンデキャップ(2024年から。2023年まではグレード別定) |
| 1着賞金 | 3,000万円(2024年から。2023年は2,500万円) |
| 開催時期 | 12月(2023年までは3月) |
| 創設 | 1977年(当時はダート1900m) |
歴代勝ち馬(2013〜2025年)
| 年 | 勝ち馬 | 所属 | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 2013 | ホッコータルマエ | JRA栗東 | 1 | 幸英明 |
| 2014 | ダノンカモン | JRA栗東 | 3 | 川田将雅 |
| 2015 | メイショウコロンボ | JRA栗東 | 3 | 武幸四郎 |
| 2016 | アウォーディー | JRA栗東 | 1 | 武豊 |
| 2017 | ケイティブレイブ | JRA栗東 | 3 | 福永祐一 |
| 2018 | サンライズソア | JRA栗東 | 1 | M.デムーロ |
| 2019 | グリム | JRA栗東 | 1 | 武豊 |
| 2020 | ロードゴラッソ | JRA栗東 | 4 | 川田将雅 |
| 2021 | クリンチャー | JRA栗東 | 1 | 川田将雅 |
| 2022 | クリンチャー | JRA栗東 | 1 | 川田将雅 |
| 2023 | ハギノアレグリアス | JRA栗東 | 1 | 川田将雅 |
| 2024 | ミッキーファイト | JRA美浦 | 2 | 戸崎圭太 |
| 2025 | アピーリングルック | JRA美浦 | 5 | 松山弘平 |
13年の勝ち馬は、13頭すべてがJRA勢でした。地方馬の優勝はこの期間に一度もなく、同じ馬の複数勝利もクリンチャーの連覇(2021・2022年)だけにとどまります。距離は2022年までが旧・名古屋競馬場のダート1900m、2023年からは弥富市へ移転した新・名古屋競馬場のダート2000mです。
勝ち馬13頭の集計(2013〜2025年)
ここからは、上の歴代勝ち馬リストを集計した数字です。対象は2013〜2025年の勝ち馬13頭に限ります。
人気別:1番人気が7勝、勝ち馬はすべて5番人気以内
| 人気 | 勝ち馬数 |
|---|---|
| 1番人気 | 7 |
| 2番人気 | 1 |
| 3番人気 | 3 |
| 4番人気 | 1 |
| 5番人気 | 1 |
勝ち馬は5番人気以内でそろい、6番人気以下の優勝はゼロでした。顔ぶれの中心は1番人気の7勝で、次に多いのが3番人気の3勝です。人気薄で勝った側に入るのは、2020年のロードゴラッソ(4番人気)と2025年のアピーリングルック(5番人気)の2頭だけでした。
所属別:JRA勢が13勝すべて、栗東11勝に美浦2勝
| 所属 | 勝ち馬数 |
|---|---|
| JRA栗東 | 11 |
| JRA美浦 | 2 |
勝ち馬13頭は全頭がJRA所属で、地方馬に勝ち星は回ってきませんでした。内訳は栗東の11勝に対して美浦が2勝で、その美浦の2勝は2024年のミッキーファイトと2025年のアピーリングルックと、直近の2年に集中しています。地元の愛知所属馬が最後に勝ったのは、集計期間より前の2003年マルカセンリョウまでさかのぼります。
騎手と年齢:川田将雅が5勝、4歳馬が5勝で最多
複数回勝った騎手は川田将雅と武豊の2人です。川田将雅は2014年にダノンカモンで勝ち、2020年のロードゴラッソから2023年のハギノアレグリアスまで4連覇を重ねて、計5勝を挙げました。武豊は2016年のアウォーディーと2019年のグリムで2勝しています。年齢別では4歳が5勝で最も多く、6歳が3勝、8歳が2勝と続き、3歳・5歳・7歳は1勝ずつ。若い馬が中心ながら、8歳で勝ったダノンカモンとクリンチャーのように、ベテランの居場所もある顔ぶれです。
近年の流れ
2021〜2022年:クリンチャーが連覇し、旧競馬場での開催に幕が下りた
クリンチャーは2021・2022年と、どちらも1番人気で連覇しました。鞍上の川田将雅も連勝し、宮本博厩舎とのコンビで旧・名古屋競馬場の1900mを締めくくっています。2022年3月10日の第45回が、名古屋市港区の旧競馬場で開かれた最後の名古屋大賞典になりました。
2023年:弥富の新競馬場で初めて開かれ、距離は2000mになった
名古屋競馬場は2022年4月に弥富市へ移転し、新競馬場での最初の名古屋大賞典は2023年3月16日の第46回です。この年から距離は1900mから2000mへ延び、1周1180mのコースで争われる形に変わりました。勝ったのは1番人気のハギノアレグリアスで、川田将雅はこの勝利で騎乗4連覇を達成しています。
2024〜2025年:12月のハンデ戦へ姿を変え、美浦勢が連勝した
2024年から施行時期は3月から12月へ移り、出走条件は3歳以上、負担重量はグレード別定からハンデキャップへ切り替わった年でした。正式名称も、中日新聞杯から農林水産大臣賞典へ変更されています。2024年は3歳のミッキーファイトが2番人気で勝ってコースレコードを出し、2025年は紅一点のアピーリングルックが5番人気で勝ち、レコードをさらに更新しました。勝ち馬の所属は2年続けて美浦です。
まとめると、名古屋大賞典はJRA勢が勝ち続けるレースです。2013年以降の13勝はすべてJRA勢で、人気も5番人気以内に収まっています。ただし舞台は、1900mの旧競馬場から2000mの新競馬場へ、そして春の別定戦から冬のハンデ戦へと、二度にわたって姿を変えました。古い時期の数字をそのまま今の条件に当てはめず、2023年以降の2000mと、2024年以降のハンデ戦を分けて見る必要があります。
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最新の名古屋大賞典の予想記事(全頭診断)は、開催前日にこのブログで公開します。この傾向ページも、レースが終わるたびに勝ち馬とデータを更新していきます。
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