船橋記念の傾向とデータ|船橋1000m、勝ち馬は3番人気以内だけ

船橋記念は、船橋競馬場のダート1000mで行われる南関東の短距離重賞(SIII)です。スタートからゴールまで約1分、位置取りの失敗がそのまま着順になるスピード戦です。このページでは、過去10年(2013〜2022年)のデータを集計した傾向と歴代勝ち馬をまとめた常設ページとして更新していきます。

レース概要

項目 内容
正式名称 サンケイスポーツ盃 船橋記念
格付け SIII
競馬場・距離 船橋競馬場・ダート1000m
出走条件 3歳以上・南関東所属・別定
1着賞金 1,200万円
開催時期 12月(2023年まで主に1月。2026年は12月9日に施行予定)
創設 1956年

歴代勝ち馬(2013〜2025年)

年 勝ち馬 所属 人気 騎手
2013 ナイキマドリード 船橋 1 川島正太郎
2014 ナイキマドリード 船橋 3 川島正太郎
2015 ナイキマドリード 船橋 2 川島正太郎
2016 イセノラヴィソン 船橋 3 笹川翼
2017 フラットライナーズ 船橋 1 左海誠二
2018 アピア 大井 1 御神本訓史
2019 アピア 大井 1 御神本訓史
2020 キャンドルグラス 船橋 2 御神本訓史
2021 キャンドルグラス 船橋 1 御神本訓史
2022 キモンルビー 船橋 3 御神本訓史
2023 ティアラフォーカス 大井 3 和田譲治
2023 キモンルビー 船橋 1 御神本訓史
2024 エンテレケイア 浦和 1 吉原寛人
2025 エンテレケイア 浦和 1 吉原寛人

2023年は1月と11月の年2回施行があったため、13年間で14回分のリストになります。地元・船橋が8勝で最多です。ナイキマドリードは2012年から2015年まで4連覇し、このリストにはその後半3回が入ります。御神本訓史騎手は2018年以降で6勝、吉原寛人騎手はエンテレケイアとのコンビで連覇中です。

過去10年データ(2013〜2022年)の傾向

ここからは、当ブログで集計した2013〜2022年の10年分のデータです。1月開催だった時代の数字として読んでください。

人気別:勝ち馬は1〜3番人気だけ、10番人気以下は馬券圏外

人気 成績 複勝率
1番人気 5-2-1-2 80%
2番人気 2-2-1-5 50%
3番人気 3-1-0-6 40%
4番人気 0-1-3-6 40%
5〜9番人気 0-4-5-41 18%
10番人気以下 0-0-0-32 0%

勝ち馬10頭はすべて3番人気以内でした。1番人気は5勝して複勝率80%です。大穴の優勝は起きず、来ても2・3着までというレースです。

所属別:地元・船橋が8勝

所属 成績 複勝率
船橋 8-4-4-32 33.3%
大井 2-3-1-25 19.3%
川崎 0-1-4-19 20.8%
浦和 0-2-1-16 15.8%

勝ち馬10頭のうち8頭が船橋所属でした。出走頭数そのものも船橋が多めですが、ホームの利は数字に出ています。他場の馬で勝ったのは大井のアピア(2018・2019年)だけでした。

位置取りと脚質:4コーナー5番手以内が9勝、追込は届かない

項目 成績 複勝率
4コーナー1番手 2-2-3-2 77.8%
4コーナー3番手 3-2-1-5 54.5%
4コーナー4番手 2-2-1-3 62.5%
逃げ 3-4-3-7 58.8%
先行 5-4-1-21 32.3%
差し 2-1-6-40 18.4%
追込 0-1-0-24 4%

4コーナーを5番手以内で回った馬が10年で9勝しました。1000mでは直線に入ってから差を詰める余裕がありません。逃げ馬の複勝率は58.8%で、枠は5枠が[4-2-1-10]・複勝率41.2%、8枠が[1-2-5-12]・40%と外めも悪くありません。

騎手と前走:御神本訓史が5勝、前走は船橋1000mの前哨戦組

騎手別では御神本訓史騎手が[5-0-0-2]・複勝率71.4%で5勝し、川島正太郎騎手が[3-0-0-1]・75%で3勝しました。前走別では船橋1000mのカムイユカラスプリント組が[3-1-1-10]・複勝率33.3%、浦和のゴールドカップ組が[3-1-0-11]・26.7%です。同じ1000mの前哨戦を勝ってきた馬が、そのまま本番も取る流れができています。

近年の変化(2023〜2025年)

開催時期が1月から年末へ移り、顔ぶれも世代交代しました。それでも勝ち馬の人気は崩れていません。

2023年:年2回施行、勝ち馬はどちらも3番人気と1番人気

1月は大井のティアラフォーカスが3番人気で勝ち、11月はキモンルビーが1番人気で2勝目を挙げました。時期が動いても、上位人気の船橋1000m巧者が勝つ構図は同じでした。

2024・2025年:浦和のエンテレケイアが連覇

浦和所属のエンテレケイアが吉原寛人騎手とのコンビで連覇し、2年とも1番人気でした。旧データで浦和所属は10年で未勝利でしたから、所属別の勢力図は書き換わっています。2024年はハナを取り切って2着に4馬身差をつける逃げ切りでした。

直近3年(4回)の勝ち馬も全頭が3番人気以内です。「人気上位+前で運べる馬」という組み立ては、年末開催になっても崩れていません。

船橋1000mという舞台

船橋1000mは向正面の半ばからスタートし、コーナーは一度だけ回ります。スタートダッシュと3コーナーまでの位置取りでほぼ決まるコースです。コース全体の特徴は船橋競馬場のコース特徴と攻略法にまとめています。

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